外壁塗装会社は、地域の小さな、リフォーム工事店などで、インターネット上にもなかなか企業情報が載っていません。設備工事関係や、地元のリフォーム・建築・不動産会社などにお知り合いがいないとなかなか情報を入手するのが難しいのが実状です。
ですから…多くの方は、訪問販売での勧誘で塗装することを決めたり、 インターネット販売の価格の安いところで選んでしまいがちになるのです。
訪問販売員のたくみな言葉や、インターネットの低価格表示くらいしか業者選びの判断基準が見当たらないのです。
現在、国民生活センターへ寄せられる訪問販売によるトラブルやインターネット上での低価格の販売店を選んでのトラブルなど増加の一方だと言う現状をまず知ってください。
国民生活センターも必ず複数の見積もりをとってください、とアナウンスしてるぐらいです。
■国民生活センターHPはこちら
これらのことから、外壁・屋根塗装業者を選ぶ場合には、必ず何社かの相見積を取ることをおすすめします。
日本全国に支店を置き多数の塗料メーカーを取り扱う大手の業者と、地元を中心に施工販売を行い取り扱いメーカーの数を絞った地元業者。どっちがお得なんだろう…
では、見てまいりましょう。
大手企業と地元業者を料金で価格を比較した場合、大量に仕入れができる大手の業者の方が仕入れ値は安い傾向にありますが、営業所を全国に展開し、従業員を多く抱えるとそれだけ経費がかかっています。地元業者は従業員数も少なく、塗料在庫を多く抱えることはできませんが、きめ細やかなサービスが期待できます。
それぞれにメリット・デメリットはありますので、大手だから地元だからというだけで判断するのではなく、どの業者が自分に合っているのかという事で決めるのが良いと思います。
一般的には、やる作業はさほど変わりません。専門性と規模の違いだけです。
リフォーム施工には、様々なものがあります。
家をまるごと新しくするようなトータル的なリフォームから、外壁や屋根を塗りなおすだけの作業や、ウッドデッキを作る作業、ベランダを設置する作業など範囲も狭く部分的なものまで、様々なのです。当然、その工事を請け負う施工業者にも様々な種類があることになるのです。
その施工業者を大きく分けたものが、工務店とリフォーム会社です。
工務店は大規模なものが少なく、専門性の高い業者をいいます。
クロスの張替えなどを専門に請け負う内装専門の工務店、屋根や外壁塗装を専門とした工務店、ガラスの入れ換えを行うガラス専門の工務店など、様々な専門分野に至る工務店が存在します。こうした工務店は地域密着型の業者が多いのが現状です。
一方でリフォーム会社は、専門分野も数多くあり、常に家の建て替えなどトータル的に様々な場所のリフォームを手がけます。
大手のリフォーム会社であれば、全て一社完結で施工を請け負えるところもありますが、一般的には受注や契約、プランニングなどをトータル的に行います。実際の施工は専門の工務店に委託するのが仕事になります。
工務店とリフォーム会社とどちらに依頼をするべきかは、リフォームの規模や内容にもよります。また、双方から見積もりをとり比較検討してみてもいいでしょう。
やはり双方にメリットがあります。
リフォーム会社のメリットとしては、大掛かりなリフォームにも対応してもらえます。
そして何より、安心感もあります。アフターケアなども体勢が整っているところが多いのは魅力的です。
デメリットとしては、リフォーム会社が請け負って工務店に依頼するようなケースが一般的ですので、安心感と引き換えに工務店に頼むよりも割高になる場合があります。
特に、外壁塗装や屋根塗装の場合は、専門性の高い工務店と相談したほうがいいかもしれません。自分にあっているのはどちらかを検討して、選ぶといいと思います。
よくこんなトラブルを耳にします…
当たり前のことですが外壁の塗り替え工事は、業者選びですべてが決まります!
後々後悔をしないためにも、塗装業者をしっかりと選びましょう。
どの業界にも悪徳業者というのは存在するものです。
一部の悪徳業者の存在のために、依頼する側のお客様は困惑してしまいます。
悪徳業者を見破る知識も身に付けておきましょう
「外壁の塗装がかなり劣化してます。早く塗装工事を行わないと、雨水が沁みて壁や天井が腐って手遅れになります。」と不安をあおり、言葉巧みに契約書にサインをさせる業者には注意してください。
次に、極端に値引きをする業者もまた要注意です。
価格の整合性がとれない見積を出し、値引きすることで、強引に契約に持ち込む業者はあまり良い業者とは言えません。
あとは施工した後に、発生した剥がれや、色のむら、カビや錆など、どう考えても手好き工事の為に発生しているトラブルに対応してくれない業者が本当に多いので注意してください。
その当たりは契約時に必ず確認しましょう。