私共は相場並みのご予算で、適切な工事をお客様にして頂きたい。と願っております。
なぜなら、毎年「後悔した」「大手企業なら安心と思っていたら、高いだけだった」など、多数の後悔の言葉を耳にするからです。それが、私には残念で仕方ありません。
わかり易く説明すると、
【安くて悪い工事は】はダメ。安い予算で良い工事は出来ません。
【高くて良い工事】もダメ。高くて良い工事は当たり前です。
では、どうすれば良いのか?
それは、相場並みの予算で10年以上きっちりとした耐久性が保証される工事です。良い塗料を使っても金額は、塗料の差額だけです。この不景気の時代【いらない物は、いらない!】いらない物にお金をかける必要がないのです。
大手リフォーム屋さんは、金額を高く提示しないと成り立たず、その為、色々な付帯工事・付加価値を付けようとするのです。 私はこの20年間で、どのグレードの塗料を使い、どんな工程で作業すれば10年から15年は確実に塗膜が持つのか現場経験で分っています。 それは、私自身が毎日現場に出て、毎日色んな現場を見ているからです。これこそが、自社施工と下請け業者に現場を任せる企業との違いなのです。
大手企業の場合下請け業者が施工します。この場合、実際に施工した下請け業者の職人さんは、その現場にアフターには行きません。と、言うよりも 行ってはいけないのが現状です。
そうすると、いくら腕の良い職人さんでも、自分が施工した現場の【その後の状況】が分らないのです。
【その後の状況】が分らなければ、施工時に使用した塗料の選択が良かったのか、悪かったのかが判断できず、毎回、どの現場でも同じ様な塗料を選択する事になります。大手企業の現場監督さんは自分自身では施工しない為、塗料の選択・工程等を指示・選択が出来ないのです。 また、塗料メーカーの指定工程を行ったとしても塗膜が膨れ上がったり、剥がれてしまったりする事は現場では多々発生します。
それは、【塗装前の下地作業】により変わる為です。
私たちが住んでいる日本には、【四季】が存在し立地条件も違う為、個々の工程が変化するのです。
例えば、「西日がきついお家」「日当たりが悪く、緑のコケが出てしまうお家」「軒先が長いお家」「軒先が短いお家」など、様々な条件があります。 そうすると、塗料の選択・作業工程が変わり、その条件に合わせる事が当たり前なのです。
とにかく、リフォーム業者と言うものは【経験】【アフターケア】をする事により、数年後の状態を体で感じることが出来てこそ成長する企業と考えています。