大学卒業後、塗装専門の全国展開している営業会社に 就職しました。 しかし、そこで営業をすればするほど、本当にこれで良いのか？との思いが募ってきました。お客様から仕事を頂き施工を行った現場の満足度は非常に高かったのですが、価格は相場の倍以上、下請け業者の作業内容も納得できるものではありませんでした。

自分が納得できる仕事を求めて

自分自身が納得できる仕事がしたい！と大手営業会社を辞め、地域密着で自社施工を掲げる塗装会社へ営業要員として就職させていただきました。そこでは、職人さんの仕事も丁寧で、価格も非常に良心的でしたが、口下手な職人さんに代わり作業

容の報告や説明の日々で営業と現場管理を両立しながらなかなか現場に顔を出すことが出来ず、コミュニケーション不足からか本当の意味でお客様に満足いただける仕事ができなかったように思います。

コミュニケーションを通して要望を引き出す

そんな中、家業であるウィングを引き継ぐことになり、大分に帰ってくることになりました。営業会社、自社施工の会社など、様々な会社での営業活動の中で私が学んだことは、プロに仕事を頼んでいる以上技術がしっかりしていることは当たり前とい

と・・・つまり、お客様とのコミュニケーションをしっかりとることにより何を望んでいるか・・・どのような仕上がりにしたいか・・・その要望に100％答えることが本当の意味での顧客満足につながると私は考えます。

私たちは、『塗装のウィングに頼んでよかった』その一言を頂くために一生懸命頑張ります。

日本の住宅の寿命は、３０年と言われております。これは欧米諸国と比べて、３分の１の寿命年数です。なぜ、日本の住宅だけ極端に寿命年数が短いのかは諸説ありますが、本当のところはわかりません。ただ一つ言えることは、定期的なメンテナンスで住宅の寿命はもっともっと延びるということです。
住宅ローンの返済期間は３０年から３５年がほとんどです。しかし、せっかく完済した後で、すぐに建て替えでは資産を無駄に使っていることにならないでしょうか？

塗替えをすることでお住まいを長く保つことが出来るのですから、どうぞお住まいという資産を大切にしてください。

塗装工事の役割には大きく２つあります。
一つは建物を守るために塗装をします。建物は想像以上に厳しい条件下にあります。紫外線をまともに受け、雨風（特に近年は酸性雨）や雪にさらされ湿気や熱を帯び、汚れが付着し、カビ・コケなどが発生します。これらはすべて建物にダメージを与え、建物を弱らせていく要因となるものです。
そしてこれら厳しい自然の外的要因から、建物を守っているのが塗装によってできる『塗膜』なのです。

健康な塗膜

塗膜は使用する塗料によって厚みが決まるのですが、わずか１ミリにも満たないものです。
この厚さわずか１ミリにも満たない塗膜が建物をしっかりと守っているのです。人間でたとえるならこの塗膜というのは皮膚にあたります。もしも人間に皮膚がなかったら・・・

↓↓↓劣化すると・・・↓↓↓

劣化した塗膜

塗膜は永久的なものではありません。どんどん劣化していきます。 語弊を恐れずに言えば塗り終えた瞬間から劣化が始まるのです。そして塗膜が機能しなくなり、そこから雨や湿気などの水分が入り込んでしまうと建物が内部から腐食していきますので特に注意が必要です。

屋根や外壁サイディング外壁タイルなどについても、理屈は全く同じです。特に、外壁サイディングや外壁タイルにお住まいの方は、永久にお手入れがいらないと考えている方が多いように思いますが、これらの外壁な定期的なメンテナンスが必要です。
例えばサイディングは、外壁にボード状の外装材を何枚かに分けて張っていくのですが、その継ぎ目（目地）から水が入ってきてしまいます。ですから、この継ぎ目をコーキング材というもので塞ぐのですが、コーキング材も永久には持ちません。劣化していきます。劣化したまま放っておきますと、当然そこから内部にどんどん水が入り込んでしまいますので、必ずコーキング材の打ち替え（旧コーキング材を全て撤去し新しくコーキング材を打ち直すこと）をしなければいけません。

最後に、塗装の必要性のもう一つの理由ですが、それは美観です。つまり、見た目のきれいさです。塗替えをすることで、建物はとてもきれいになりイメージも随分と変わります。新築のように生まれ変わった建物で、住む人の心が豊かになり快適な生活を送れることは、とても大切なことなのです。
私たちが、お世話になりましたお客様も、工事が終わり足場を解体するととてもいい笑顔になります。家の中まで明るくなった気がする！！なんて言葉を頂いたこともあります。